ご挨拶
基本は誠意

現代は、様々なことの発展や変化のスピードが急加速しています。
例えば、コミュニケーション手段も携帯電話やメールのおかげで簡単で便利になりました。しかしその中に身を委ねていると見失いがちになるのが“誠意”ではないでしょうか。顔を合わせて言葉を交わすことが減り、心のつながりが希薄になっているような気もしています。安易な言葉の交換のために、口先だけの約束や対応になってはいないでしょうか。
また、私たちが手がける製品も、同じようなものが海外で安く大量に作られるようになりました。でも、単に安価であるだけで良いのでしょうか?

日本の物作りは、日本人にしかないセンスと技術との発展に支えられてきました。その根底には「人に喜んでもらいたい」という誠意があったからこそ、創意工夫を繰り返し、技術を磨いてきたのだと思っています。
企業の経営戦略を立てるにも、私は単に自社の利益を追及するだけではなく、お客様や人との調和を考えた行動を基盤としないと良い結果にはならないと考えています。

時代の変化についていくには、レスポンスの良い対応も必要です。しかし口先や見た目だけの反応ではなく、相手のニーズに合わせて自分の力を最大限に発揮し、きめ細かで素早いケアが重要です。
その全ての基本となるのが、誠意を持つということです。どんなに変化が激しい流れの中にあっても、私はこの考えに基づいて行動していきたいと思います。

代表取締役社長
丹羽 夏積

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